2026-09-23
脳を、型番つきのスペック表にして返す山を開いた
脳スペックIQ診断を公開。問題をその場で生成する登山型の適応テストで、推定IQと誤差、パーツ別の得点、反応時間から見つけた「既知のバグ」までを一枚のスペック表にして返す道具の記録。
九月二十三日は、遊びの棚に「脳スペックIQ診断」を加えました。図形の行列、数列、図形の回転、短い記憶、言葉の類推。五つの種類の問題を、正解するほど難しくなる登山型で十問から十四問出し、およそ四分で推定IQと誤差を返します。
いちばんこだわったのは、問題を毎回その場で作ることです。形、数、塗り、回転、数列の規則、図形の配置を乱数から組み立てるので、同じ問題は二度と出ません。既存のテストの問題を流用していないので、答えを検索することも、二回目に点だけ上がることもありません。採点はサーバー側で回答から再現し、生成AIは使っていません。
結果は数字ひとつではなく、パソコンのスペック表の形にしました。推定IQと誤差、CPUにあたる処理速度、RAMにあたる作業記憶、GPUにあたる空間認識、論理ユニット、パターン認識、言語ユニット。反応時間と正誤の組み合わせから、「焦ると空間認識が落ちる」のような癖も「既知のバグ」として書き出します。悪口ではなく、取扱説明書のつもりです。
誤差を隠さないのは意図的です。十数問の短いテストで測れるのは、せいぜい上下七から十の幅までです。その幅ごと見せるほうが正直で、しかも面白い。これはエンタメとしての推定値で、医学や心理学の検査ではないことを、入口、結果、解説の三か所に書いています。
結果は、山の絵に旗を立てたカードにしてXへ投稿できます。海抜ゼロから四千二百メートルまでの高度帯に、ナマケモノからタコまでの動物を置きました。ネコは測定を拒否して山小屋で寝ています。どこまで登れたかを、笑って人に見せられる形にするための工事です。
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