深海、1万900メートル。― スクロールだけで海の底へ
「深海、1万900メートル。」は、名前や質問を入力せず、スクロールだけで海面から海底へ潜っていく体験型のWeb Toyです。画面を動かすことそのものを入口にして、深さごとの光、水圧、水温、海の生き物や探査機の記録を順番に見ていきます。
入力がなくても、操作はある
ここで返ってくるのは診断結果ではなく、スクロールの速さと、画面の波紋、深度表示の変化です。マウスや指を動かすと水面が揺れ、クリックやタップで波紋が広がります。最後まで潜ったら、画面の「浮上する」から最初へ戻れます。
深さの目盛りに並ぶもの
素潜りの記録、レジャーダイビングの限界、ペンギンやクジラが潜る深さ、沈没船が眠る水深、有人・無人の探査機が到達した深さ。そしてマリアナ海溝のチャレンジャー海淵、約1万900メートル。太陽の光が届かなくなる境目や、水圧が地上の何百倍になるかも、通り過ぎる深さごとに書き添えています。
数字は「約」として読む
深さの目盛りは、公開資料に基づく目安を一つの体験へ編集したものです。記録や限界深度は資料・条件によって異なるため、画面の数値は厳密な測量値ではありません。学習や調べ物の出発点として使い、正確な値は一次資料で確認してください。
よくある質問
最後まで潜るのにどれくらいかかりますか?
ゆっくりスクロールしておよそ三〜五分です。急いで下までいくこともできますが、途中の記録を読みながら降りるほうが深さの感覚が残ります。
スマートフォンでも動きますか?
動きます。指で画面を撫でると水面が揺れ、タップで波紋が広がります。横向きよりも縦向きのほうが深さの感覚が出ます。
何も入力せず、何も保存しないのですか?
はい。名前や回答の入力はなく、サーバーへ送る情報も保存する情報もありません。ページを閉じればそれで終わりの、静かな作品です。