円相 ― 指で描いた一筆を、見立てる
「円相(えんそう)」は、画面に指で円をひとつ描くと、真円からの揺れ、閉じ方、筆の向きと速さをコードで測り、その日の一筆に短い言葉を添えるWeb Toyです。禅画の円相を器にしていますが、上手に描く必要はありません。むしろ揺れや歪みが、その一筆の見立ての材料になります。
遊び方
画面を開いて、指(またはマウス)で円をひとつ描きます。描き終えると数秒で見立てが返り、真円度、運筆時間(筆を置いてから離すまで、小数点以下二桁)、筆数、時計回りか反時計回りか、閉じているか開いているかが一緒に表示されます。気に入ったらPNGで保存するか、そのままXに投稿できます。「もう一度、描く」で何度でもやり直せます。
何を測っているか
線の形からは、真円にどれだけ近いか、始点と終点が閉じているか、回転の向き、途中の速度の揺れを取ります。線が現れる前の時間も見ています。画面を開いてから最初に筆を置くまでの「間」は数字では出さず、「考えるより先に筆が出た」「ひと呼吸ぶん眺めてから置いた」といった言葉に翻訳して添えます。速いから良い、遅いから悪い、という採点はしません。
線の描画も速度に反応します。速く動いた箇所は細くかすれ、ゆっくり置いた箇所には淡いにじみが残ります。実物の筆の再現ではなく、均一な製図線より手の動きが残る線を目指した処理です。
見立ての言葉はどう決まるか
判定と言葉の選択は固定ルールで行い、生成AIは使いません。測った数値の組み合わせごとに用意した短い言葉から選ぶので、同じような一筆には同じ系統の言葉が返ります。占いではなく、その一回の手の動きを言葉にする遊びです。
描いたデータの扱い
座標と時間は見立てのためにサーバーへ送りますが、線も結果も保存しません。氏名や位置情報の入力はなく、見ているのはその一回分の一筆だけです。保存したい場合は、結果画面のPNGボタンで端末に残してください。
よくある質問
スマートフォンとパソコン、どちらで描くのがいいですか?
どちらでも動きます。指で描くほうが揺れが素直に出るので、見立ての材料としては面白くなります。マウスやトラックパッドでも判定は同じルールです。
一筆で閉じなかった場合はどうなりますか?
「開」として扱い、閉じなかったことも見立てに入ります。失敗ではありません。筆数が二筆以上になった場合も、その筆数を表示したうえで言葉を選びます。
同じ人が描けば、同じ結果になりますか?
なりません。名前や日付ではなく、その一回の線と時間だけを見ているので、描くたびに結果は変わります。一日一回、最初の一筆を記録として残す使い方を想定しています。