2026-08-08
二十四枚を、出典のある美術館へ入れ替えた
24枚の美術館をパブリックドメイン作品で組み直し、評価の流れと最後の言葉まで改めた日の記録。
24枚の美術館は、二十四枚の絵を一枚ずつ見て、好きの度合いを選ぶ作品です。八月八日、それまで使っていた映画画像を外し、著作権保護期間の終わった絵画と版画だけで展示を組み直しました。
有名だからという理由だけでは選びませんでした。人物、風景、夜、花、都市など、見る場所が偏らないよう四つの展示室へ分けています。作品名、作者、制作年、所蔵先、画像の出典URLはマニフェストへまとめました。
マニフェストは機械向けのJSONだけで終わらせず、人が読める展示案内も用意しました。絵を借りるなら、どこから来たものかを作品の外へ追い出さず、この美術館の一部として読めるようにするためです。
操作も短くしました。星を選んだ時点で次の絵へ進み、二十四回の判断に余計なクリックを足しません。前の絵へ戻る道は残しつつ、一枚ずつ一定のリズムで見られるようにしました。
最後の文章は、選んだ色や形を説明する診断文から、選んだ人を詠む短い俳句と余韻のある言葉へ変更しました。何を選んだから何者だ、と種明かしをするより、二十四枚を見た時間を一つの作品として持ち帰れることを選びました。
画像を差し替えたのではなく、展示、出典、操作、結びの言葉をまとめて美術館として作り直した日でした。